家の中を螺旋を描くように飛翔する小さな虫や、腕や背中を何かに刺され、赤く腫れあがったことは無いでしょうか?もしかしたらアリガタバチかもしれません。アリガタバチは一見蟻のように見えますが蜂の一種で室内で発生することがあります。日本では主に関東から西に生息していることが報告されています。以下にアリガタバチの生態特徴を詳しく説明します。
形態:成虫は体の色が赤褐色で、光沢があります(いわゆる“飴色”です)。
オスとメスで形態が異なります。
オス:体長: 約1.5mm人体への害: 刺すことはなく、吸血もしない寿命: 2~3日成虫の羽の有無: あるものとないものがいる
メス:体長: 2~3mm人体への害: 皮膚を刺す(ただし吸血はしない)、毒針を持っている寿命2ヶ月以上越冬する場合もある成虫の羽の有無なし
生態:アリガタバチは、シバンムシの幼虫に卵を産みつけます。ですから。シバンムシが発生しているときは要注意です。
アリガタバチは成虫は春から秋にかけて出現し、皮膚を刺すことがあります。皮膚を刺された場合は、医師の診断・治療を受けることをお勧めします。アリガタバチは殺虫剤に弱いため、市販の殺虫剤を使用する際は説明書をよく読んでください。
畳の中で発生した場合は、畳の高熱処理が効果的です(ただし、ナイロン糸を使った畳などは高熱処理できないこともあるので注意が必要です)
アリガタバチの毒は、一般的には人体に対して危険ではありませんが、注意が必要です。以下に詳しく説明します。
オスのアリガタバチ
オスは人体に対して刺すことはなく、吸血もしないため、毒はほとんどありません。
寿命も短く、2~3日程度しか生きません。
メスのアリガタバチ
メスは人体の皮膚を刺すことがあります。
ただし、吸血はしないため、蚊やハチのように危険ではありません。
メスは毒針を持っており、刺された場合は痛みや腫れが生じることがあります。
皮膚を刺された場合は、医師の診断・治療を受けることをお勧めします。
アリガタバチは、益虫としても知られており、シバンムシの幼虫を駆除する役割を果たしています。その生態を理解し、適切な対策を講じることが大切です
アリガタバチの駆除方法
アリガタバチの駆除方法について、以下の選択肢があります。ただし、駆除作業を行う際は注意が必要です。
自分で駆除する:アリガタバチは市販の殺虫スプレーで十分に駆除できます。
アリガタバチの攻撃性は低いため、比較的安全に駆除できます。ただし、シバンムシの発生源を特定できない場合は再発生する可能性があるので注意が必要です。
駆除業者に依頼する専門の害虫駆除業者に依頼すると、効率的に駆除してくれます。費用はかかりますが、再発防止に備えた対処もしてくれます。
駆除方法を判断するポイントアリガタバチやシバンムシの発生源を特定できる場合は、自力で駆除することができます。畳内部などで発生している場合は、専門業者に依頼するのがおすすめです。
自力で駆除する場合の手順:必要な道具を準備する:殺虫スプレーや燻煙式殺虫剤を用意します。
アリガタバチやシバンムシに殺虫剤を噴射する:アリガタバチを目視できる範囲で殺虫スプレーを吹きかけます。シバンムシもまとめて駆除することがポイントです。
発生源となった食品を捨てる:死んだアリガタバチやシバンムシを掃除し、発生源となった食品を捨てます。食品管理を徹底して再発防止に努めましょう。
アリガタバチ駆除の危険性と注意点:刺されても掻かないように注意しましょう。
ダスキンの不快な虫の侵入を防ぐサービス
ダスキンでは害虫の生態や季節の活動状況に合わせた年6回の定期管理で、ご家庭への侵入を予防します。
気になる料金は
初回金額 | 13,200円(税抜12,000円)~ |
定期金額 | 6,600円(税抜6,000円)~ |
初年度年間 | 46,200円(税抜42,000円)~ |
次年度以降 | 39,600円(税抜36,000円) |
注意 面積面積、状況、虫の種類によって金額は変動する場合があります。一度お見積もりに伺います。