冬の間　蜂はどうしているの？

冬の間、ハチの巣は種類によって異なる過ごし方をしています。以下に、スズメバチ、アシナガバチ、ミツバチの冬の過ごし方を詳しく説明します。

スズメバチとアシナガバチ

スズメバチとアシナガバチの働き蜂は寒さに耐えきれず、冬になると死亡します。また古い女王蜂も寿命で亡くなります。しかし前の年に生まれた新しい女王蜂はお腹に卵を蓄え、翌年の春に子孫を残すため木の隙間や巣の中で生き残ります一匹で越冬して暖かくなる春の時期から、活動します。

さらに巣の中で静かに過ごしていると思われがちですが、巣や生存している個所を刺激すると、冬でも人を刺すことがあります。

ミツバチ

ミツバチの女王蜂と働き蜂は一緒に巣で越冬します。巣内ではハチ同士が体を寄せ合って温度を維持します。

ミツバチは冬でも活動し、気温が10度以上あれば、わずかに咲いている花の蜜を集めに行くこともあります。

冬の間、蜂は私たちの目にはあまり出てこないものの、巣の中で様々な活動をしているのです。また、スズメバチやアシナガバチには注意が必要ですが、ミツバチは穏やかな性格を持っています。

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