家庭で育てるハーブの種類と注意点

ハーブを育てるのはお好きですか?ハーブを育てるのは比較的簡単で、愛好家も多くいます。今回は初心者でも育てやすいハーブを紹介します。ハーブは、良い香りがして、料理やハーブティーなど様々なことに使えます。以下は、育てやすいハーブのおすすめポイントと育て方のコツです。

ミント

育てやすい、お勧めのハーブ

アロマティカス:多肉植物であり、ハーブとして利用される観葉植物です。

アロマティカス

特徴 香りのよい多肉質のハーブで、ハーブティーや料理に活用されます。葉は細く柔らかい毛で覆われており、見た目もかわいらしいです。

お勧めのポイント 比較的乾燥に強く、病気や害虫も付きにくいため、育てやすいです。料理などで楽しむ際は、挿し木を行い小さな株で楽しむことがおすすめです。またアロマティカスは、香りづけとして紅茶やソーダ、お酒に入れて活用されることが一般的です。また、海外では火傷などの傷口に使用できるメディカルプランツとしても知られています

育て方のポイント日当たりのよい場所で管理し、暖かい環境を好みます。乾燥を好むため、水は控えめに与えましょう。過湿に注意し、水のやり過ぎは株を弱らせる原因になります。肥料は基本的に必要ありませんが、葉色が悪い場合には液肥を施すこともあります。

イタリアンパセリ:イタリアンパセリは、ヨーロッパ地中海原産のセリ科のハーブで、葉が縮れていない平葉種です。

イタリアンパセリ

特徴 日本のパセリとは異なり、味と食感がマイルドで、ビタミンやミネラルが豊富です。生のイタリアンパセリはリーフサラダや料理のトッピングとして利用できます。また、乾燥イタリアンパセリは風味付けやサラダにも適しています。

育て方のポイント 種まきの時期、3~5月頃または9~10月頃が適期です。気温が低いと発芽まで2~3週間かかることもあるため、暖かい時期に種まきをしましょう。生育適温の15~20度の気温で育てます。日当たりと水はけの良い環境が重要です。鉢植えは夏の暑さや冬の寒さに弱いため、室内へ移動させて直射日光や霜を防ぎましょう。水はけがよく、養分の多い土を好みます。鉢植えは市販の野菜用やハーブ栽培用の土を使用するか、赤玉土と腐葉土を混ぜた土が適しています。水やり土の表面が乾いてきたらたっぷりと与えましょう。冬場は少し控えめにして乾燥気味に管理します。

収穫の時期 6月中旬から11月下旬頃が収穫時期です。根元を2~3cm残して切り取りましょう。

お勧めのポイント イタリアンパセリは、ビタミンやミネラルが豊富で、料理に活用できるハーブとしてお勧めです。

エキナセア 特徴的な花を咲かせる耐寒性多年草で、独特な形をしています。花時期は6~8月で、夏花壇を彩るのに適しています。

エキナセアの花

お勧めのポイント 綺麗なお花が咲きます、多年草で栽培難易度はやや低く、耐寒性や耐暑性は共に高いため、初心者でも比較的育てやすい花です。

育て方のポイントは、日当たりと水はけの良い場所で育て、水はけが悪いと病気や根腐れが発生するので注意が必要です

ハーブを育てるにあたって、注意するポイント

侵入性の問題:一部のハーブは根が侵入的で広がりやすいので、周囲の植物や地下のパイプに影響を及ぼすことがあります。特にミントやバジルなどは広がりやすいです。適切な場所で育てるか、根を制御する方法を考えましょう。

アレルギー反応:ハーブの根に直接触れることでアレルギー反応を引き起こすことがあります。肌が敏感な場合は手袋を着用して作業しましょう。

有害物質:一部のハーブの根には有害物質が含まれていることがあります。例えば、セニョール(セニョリン)という有害な物質を含むハーブもあります。食用以外の目的で根を使用する際は注意が必要です。

また、妊娠中や授乳中、持病のある方は使用に注意してください

ハーブを扱う際は、これらのポイントを考慮して、育てる際は、環境に合ったハーブを選び、適切な手入れを心掛けましょう。ハーブを楽しんでください

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