食品に湧くシバンムシとは?

乾燥した麵やお菓子などの乾物に発生する虫シバンムシご存知ですか?

体長2~3mm前後の小型の甲虫で、漢字で書くと「死番虫」と表記されます。日本には137種が生息し、ほとんどの種が樹木を加害するのに対し、わずか一部の種(タバコシバンムシ、ジンサンシバンムシ)の幼虫期に雑食性がみられ、さまざまな食品を食害する「貯穀害虫」として問題視されています。特に幼虫は雑食性で小麦粉などの粉モノや乾燥麺、漢方薬やタバコなど、何でも食べてしまいます。成虫はそれらを探し求めて食品工場・製薬工場・家庭などに出現し、食べ物の隙間などに産卵します。一度に約70個産卵して、数を増やしていきます。

人に害はあるの?

食品などを食害しますが、刺したり噛みついたりなどの、人に危害を加えることはありません

シバンムシを駆除する5つの方法

殺虫剤を使う見える部分のシバンムシをその場で撃退するために、殺虫剤を使用します。ゴキブリ用の殺虫剤でも効果的です。ジバンムシは飛ばないため、スプレーを的確に当てて駆除できます。くん煙剤(例:バルサン)は部屋全体に効くため、見えない部分までしっかり駆除できます。窓を閉めて密室状態にしてから使用し、2時間~3時間放置してから換気すると効果的です。
②フェロモントラップを使うシバンムシの誘引効果を持つフェロモントラップを設置し、発生していないか観測します。発生した場合は薬剤を噴霧して駆除します
③ライトトラップを使う虫を誘引して捕獲する装置です。特定の波長の光を放射し、シンバムシなどの虫が光に引き寄せられてトラップに入ります。以下はシンバムシ駆除においてライトトラップを活用する方法です
ヒバ油を使うヒバ油には「ヒノキチオール」などの成分が含まれており、古来より防虫・防カビ・抗菌のために使用されてきました。100ccの水にヒバ油を5滴ほど入れ、シンバムシが潜伏していそうな場所を中心に吹きかけます。
食品の整理をする使用した食品などはキチンと閉じたりタッパーなどで保管して虫にふれさせないようにします

5つの点をあげましたが。シバンムシを駆除する際は、発生源を特定し、廃棄することが重要です。また、保存食は容器に保管し、食品の中にシバンムシの幼虫がいたり卵が付着していたりする場合もありますので注意が必要です。またシバンムシの発生がひどい場合は、害虫駆除専門の業者に駆除を依頼することも考慮してください。シバンムシは小さな虫ですが、放置すると繁殖して増えてしまうため、早めに対策を取りましょう。

ダスキンの不快な虫の侵入を防ぐサービス

ダスキンでは害虫の生態や季節の活動状況に合わせた年6回の定期管理で、ご家庭への侵入を予防します。

気になる料金は

初回金額13,200円(税抜12,000円)~
定期金額6,600円(税抜6,000円)~
初年度年間46,200円(税抜42,000円)~
次年度以降39,600円(税抜36,000円)

面積、状況、虫の種類によって金額は変動する場合があります。一度お見積もりに伺います。

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