お米はどの様にできるの?

日本人の主食として愛されているお米、最近は価格も高騰傾向にあります。様々お米を使用した料理が沢山あり、見ない日はないぐらいに、身近で主要な食物ですが、お米は実際どのようなプロセスを経て作られているかご存じですか?お米は田んぼで育つところまでは知っているのですが、実際どの様に栽培されるかは詳しくは知りません。今回はお米ができるまでのプロセスを説明します。

お米の出来る過程

種まき(播種) 稲の種(もみ)を育苗箱などにまき、発芽させます。地域や品種によりますが、春頃に行われることが多いです。

田植え 発芽した稲は苗となり、水田に植えられます。田んぼには水を張り、苗がしっかり根を張るように育てていきます。

成長期(栄養・管理) 夏にかけて、稲はぐんぐん成長し、葉を広げます。この時期は、雑草や害虫を防ぎながら、必要な水や肥料を調整していきます。

穂が出る(出穂) 夏の終わり頃になると、稲に穂が出て、お米のもみが形成され始めます。ここからしっかり熟すまで待ちます。

稲刈り 秋になると、稲穂が黄金色に実ります。収穫の時期を迎えた稲を刈り取ります。刈り取った稲は乾燥させ、もみ殻を取り除いて玄米になります。

精米 玄米を精米すると、白米ができます。これが私たちが普段食べているお米です。

お米作りは、農家の方が丁寧に管理しながら進める、とても奥深い工程ですね。美味しいご飯が食べられるのは、このような長い過程のおかげです!🍚

様々お米の種類

お米を愛する日本人は,お米を研究して、その地域に適している品種を改良してきました、そのおかげで美味しいお米を食べれます。それぞれの地域にお米があり特徴があります。代表的な品種をいくつか紹介しますね。

各地の代表的なお米

コシヒカリ(新潟・福井など) 甘み・粘り・ツヤのバランスが良く、日本で最も人気のある品種です。どんな料理にも合います。

ササニシキ(宮城) あっさりとした味わいで、粘りが少なく、寿司や和食に適しています。

つや姫(山形) 名前の通りツヤが美しく、甘み・粘り・香りのバランスが良い高級米です。

あきたこまち(秋田) 小粒で歯ごたえがあり、あっさりとした上品な味わいが特徴です。

ひとめぼれ(宮城・岩手) やや柔らかめでクセがなく、万人受けするバランスの良いお米です。

ななつぼし(北海道) あっさりとした味わいで、冷めても美味しいため、お弁当やおにぎりに向いています。

ゆめぴりか(北海道) 甘みと粘りが強く、濃厚な味わいが特徴。和食や白ご飯にぴったりです。

ヒノヒカリ(九州) 全国的に人気があり、味と価格のバランスが良い品種です。

皆さんはどのような品種がお好みですか?お米の品種によって、食感や味わいが異なるので、好みに合わせて選ぶのが楽しいですね。

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