ヒアリが日本上陸!どうする?

日本で増加しつつある特定外来生物のヒアリ

2017年に日本で初めてヒアリが発見されました。ヒアリは特定外来生物に指定され南米中部に生息しているアリです。しかし近年、船の貨物やコンテナ飛行機の荷物にまぎれ込んで、、2000年代に入って原産地から遠く離れた日本でも発見され2022年までに18都道府県で92例発見され国内定着が心配されています

ヒアリの危険性について

東京都環境局によると 、刺されるとアルカロイド系の毒によって非常に激しい痛みを覚え、水疱状(スイホウジョウ)に腫れたり、毒に対するアレルギー反応(アナフィラキシーショック)を引き起こす場合があり、北米だけでも年間で1500件(本種を含めた“fire ant”全体の件数)近く起こっているとの事です。

ヒアリ(アリ属の一種)が日本に上陸することは、様々な危険を引き起こす可能性があります。以下にその主な危険性を挙げてみました。

刺咬による健康被害: ヒアリは攻撃的で、刺されると強い痛みやアレルギー反応が引き起こる可能性があります。これは人々にとって健康被害をもたらす可能性があります。

農業被害: ヒアリは作物や農産物に対しても害を及ぼす可能性があります。彼らが巣を作り、集団で動くことで、農地や庭園に被害を与え、生態系のバランスを乱す可能性があります。

生態系への影響: ヒアリが自然生態系に侵入すると、在来種との競争や捕食関係の変化が起こり、地元の生態系に悪影響を与える可能性があります。

社会経済への悪影響: ヒアリの侵入が人間の日常生活や経済に与える悪影響も懸念されています。対処や防除にかかるコスト、医療費の増加、農業損失などが挙げられます。

他の生物への脅威: ヒアリが在来種や他の生物に対して脅威となり、生態系全体にわたって損害をもたらす可能性があります。

以上のような危険性があり、人間が咬まれる以外にも様々な危険性があることが分かります。

ヒアリの見分け方

ヒアリは、その特有の外見や行動で他のアリと区別できます。以下は、ヒアリを見分けるための一般的な特徴です。

体色と体の形:大きさは2.5ミリから6ミリで体色は赤茶色でつやつやした感じがあります。 お尻に刺す針が特徴的です。ヒアリは一般的に褐色や赤褐色をしており、他のアリと比べてより透明感があります。体は細長く、腰部(腹部と胸部の間の部分)がはっきりと細くなっています。
顎(アゴ)の形:ヒアリの顎は大きく発達しており、特に働きアリ(労働者)の場合、他のアリと比べて大きな顎を持っています。

動き:ヒアリは非常に素早い動きをすることがあります。また、攻撃的であり、巣を守るために集団で行動することがあります。
巣の特徴:ヒアリは地下に巣を作ることが一般的で、土の中に入り込む穴や小道を作ります。巣の周囲には土 monticles(土の小山)ができることがあります。
攻撃性:ヒアリは攻撃的で、襲われると迅速に反応します。刺されると強い痛みを感じることがあります。
尾部の振り子運動:ヒアリは尾部を振り子のように動かすことがあります。これは攻撃の際や緊張したときに見られる行動です。
もしヒアリを見かけた場合、注意して距離を取り、刺されないようにしましょう。また、ヒアリの発見が疑われる場合は、地元の環境機関や農業機関に報告することが重要です。

ダスキンのアリ駆除サービス

ヒアリは特定外来生物に指定されており危険性高く繁殖力も強いです。駆除が難しい場合は、プロに依頼しましょう。ダスキンではヒアリの場合通常のクロアリとは別のオペレーションと料金で対応致します。

ヒアリではない通常のクロアリの駆除としてダスキンでは「アリ駆除サービス」を行っています。害虫駆除のプロが現地を調査し、適切な駆除方法を提案します。また、「戸建の虫さん侵入お断りサービス」では、害虫の生態や活動状況に合わせた定期管理で、クロアリの侵入を未然に防ぎ駆除も行います。クロアリ駆除に悩まれている方は、ぜひご相談ください。

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