春から秋にかけて大量に発生して家の明かりに群がるユスリカ、人的な害は無いのですが、発生量が多く、朝など店内の外や内部で大量に死んでいて、毎朝掃除が大変だと感じることもあると思います。ユスリカは、日本だけで約2,000種類が確認されている昆虫で、水中に卵を産みます。幼虫(赤ボウフラ)は水中で育ち、15~20日程度で4回の脱皮を繰り返してさなぎになります。成虫になると1週間ほど活動を行います。ユスリカは蚊のように刺しはしないものの、大量に発生したら対処が大変な虫です。ユスリカと蚊は、両方ともハエ目カ亜目カ下目の昆虫で、見た目が似ていますが、いくつかの違いがあります. 以下に、ユスリカと蚊の違いをまとめました
項目 | ユスリカ | 蚊 |
食べるもの | 植物の蜜や水分 | 動物の血液 |
発生する時期と場所 | 春から秋にかけて、水中で育つ | 夏にかけて、陸上で育つ |
飛び方 | 飛ぶ速度が速く、ジグザグに飛ぶ | 飛ぶ速度が遅く、直線的に飛ぶ |
見た目 | 細長く、蚊に比べて小さい | 丸く、蚊に比べて大きい |
ユスリカは、蚊とは異なり、血を吸わないため、人体に対する危険性はありません。
駆除の方法
水中へ駆除剤の散布 ユスリカを駆除する際には水中にいる幼虫(赤ボウフラ)の間に行うのが大変効果的です。駆除剤は水に溶けるタイプの錠剤になっている場合がほとんどで、これを水に入れることで駆除成分が水中に溶け込みます。この駆除剤はユスリカの幼虫が脱皮できなくなる効果があるため、そのまま死滅します。しかし、水辺の面積に対して過度な駆除剤の使用や、必要以上に効果が強いものを使用することで本来の水質に悪影響を与えてしまう可能性もあるので注意が必要です。併せて魚やプランクトンなど、ユスリカ以外の生物へ影響を及ぼす可能性もあるので、使用の際は注意が必要です。家先や庭にある水が溜まっている容器などはボウフラの発生源になりやすいので、中の水を抜くか、処分できます。
ユスリカ幼体ボウフラ、水中で成長
スプレー スプレー式殺虫剤の使用: スプレー式の殺虫剤はもっとも一般的であり、どの家庭にも準備があることから一番身近な駆除対策と言えるでしょう。スプレー式の良い点としては、ユスリカを見かけたらすぐに噴射ができ、数匹などでも即座に効果的に駆除ができる点です。また、網戸の外に付いて休んでいるユスリカを家の内部からスプレー式殺虫剤を噴射することで簡単に一掃することも可能です。また、網戸に殺虫剤の成分が付着するため、ユスリカが網戸の隙間などから入ろうとすることも防げるので一石二鳥となります。
殺虫剤
蒸気化した殺虫剤の散布: ピレスロイド系の殺虫剤などを蒸気として蒸散させるタイプの殺虫剤はユスリカなど小型の害虫への効果はかなり期待できます。同時にコバエなどを駆除および忌避させる効果もあるので、客商売をやっている人や、玄関を開け放しにしているような人には大変便利な殺虫剤となります。蒸散される殺虫剤は無臭であり、人悪影響はありません。タイマー付きなども多く販売されており、大変便利です。また乾電池による駆動の場合、設置のために工事などをする必要が無いので購入後、すぐに使用することができます。設置場所は壁や本体を吊るすことができるような玄関など、必要であれば地面に置いて使用することも可能です。しかし、このタイプの殺虫剤は空気より重いので上部に設置したほうが
ダスキンの飛翔害虫駆除サービス
ダスキンの「飛翔害虫ガラスコーティングサービス」では、ガラス面に透明度の高い薬剤をコーティングすることで、夜間、営業中の店舗のガラス面に集まる不快な虫、ユスリカ、ハエや蚊、蛾などを駆除・予防することが可能です。
薬剤の効果は?
この薬剤は、虫が薬剤コーティングしてあるガラス面に接触すると神経を麻痺させ、死滅させる効果があります。また、薬剤が虫の体表に付着し、虫が他の場所に移動する際に、他の虫にも効果を発揮することができます。なおこのサービスは、1ヶ月ほど効果が持続します。
サービスの料金
週間標準サービス料金は、 ガラス面10m²まで | 8,800円(税抜8,000円) |
追加1m²ごとに | 880円(税抜800円) |
換気中に侵入する虫、飛びまわる小さな虫対策に非常に有効です。イヤなムシに触る必要はありません。飛翔害虫を、薬剤を使わず静かにキャッチする捕虫器を設置し、4週間ごとにサービススタッフがメンテナンスすることで、継続的に衛生的で快適な環境づくりをサポートします。主な捕獲対象は、チョウバエ、ノミバエ、ユスリカ類などの光に集まる飛翔害虫や蚊など。また設置場所に合わせて、さまざまなタイプをご用意しております。
インテリアLED捕虫器
– | 4週間標準料金 |
1台 | 3,300円(税抜3,000円 |