暖かい季節、気が付くと食材に小さな虫が付いている、シンクの三角コーナーやゴミ箱に沸いている、もしかしたらショウジョウバエかもしれません。ショウジョウバエは小さいため、破れた網戸や目の粗い網戸、窓と網戸の隙間など、わずかな隙間から室内に侵入します。また、玄関やベランダを開け閉めする際にも入ってくることがあります。
ショウジョウバエってどんなハエ?
ショウジョウバエは、体長約2~2.5mmの小さなハエで、薄茶色をしています。メスは羽化後、3~4日後には産卵し始め、約30日間の生存期間中に500個以上の卵を産みます。主な発生時期は春から秋で、ベーカリー内のパンくずや青果加工場内の青果くず、生ゴミ、ドリンクサーバー周りのこぼれた飲み物や注ぎ口についた飲み物などがショウジョウバエを誘引します。
ショウジョウバエの発生どんなリスクがありますか?
ショウジョウバエは食材を扱う施設で発生しやすく、食材や食品、飲料へ集まる習性があるため、異物混入を生じるリスクが非常に高い害虫です。また、ハエ類は短期間に大量発生して昼夜を問わず屋内を飛来し、人目につきやすく不快感や不潔感を与えます。こうした状況は風評被害を招き、結果として大きな経済的損失につながる可能性もあります。発生状況によっては行政による営業停止処分を招く可能性もあります。
ショウジョウバエの発生源は?
ショウジョウバエは、産卵時にさまざまな場所に卵を産み付けます。主な産卵箇所は次のとおりです:
食材カスや生ゴミ | ショウジョウバエは食材を扱う施設で発生しやすいため、果物くずやパンくず、青果くず、生ゴミなどに卵を産み付けます。 |
ドリンクサーバー周り | ドリンクサーバーの注ぎ口やこぼれた飲み物についた飲み物も産卵箇所となります。 |
ベーカリー内: | パンくずやパンの製造ライン周辺でも卵を産み付けることがあります。 |
ショウジョウバエの卵は小さく、白色からクリーム色をしており、食材の近くに産み付けられることが多いです。駆除対策を行う際には、これらの産卵箇所を重点的に清掃し、成虫の発生を防ぐことが重要です。
ショウジョウバエの対策は
ダスキンの床置型捕虫器
ショウジョウバエの効果的な駆除方法と予防対策としては、捕虫器による成虫の捕獲と、産卵箇所への殺虫剤処理を行うことが一般的です。しかし、発生要因をなくすことが最も重要な対策です。こまめな清掃を心掛け、果物くずやパンくずなどの食材カスを放置しないようにし、発生源となるゴミ箱は必ず蓋つきの物を選びビールサーバーやドリンクサーバー周囲を清潔に保つことが大切です。、サーバーの注ぎ口は閉店中はラップで覆い、開店前は洗浄すると良いでしょう。ダスキンでは捕虫器をはじめ駆除方法を提案してます、ショウジョウバエにお困りの時は一度ご相談ください。