梅雨の季節に見られるカタツムリとナメクジは一見似ている生物ですが、どんな違いがあるか、ご存じですか?4つの違いを紹介致します。

カタツムリとナメクジの違い
簡単に言えば、カタツムリには殻があって、ナメクジには殻がない、というのが一番の特徴です、見た目の特徴だけでなく、もう少し詳しく説明致します。
1. 殻の有無

カタツムリ 背中に巻貝のような殻を持っている。これは家の役割を果たしていて、危険が迫ったときや乾燥を防ぐために中に隠れることができる。

ナメクジ 殻を持っていないため、外敵から隠れるのが少し大変。
2. 環境への適応
カタツムリ 殻のおかげで乾燥した環境でもある程度耐えられる。
ナメクジ: 水分を保つために、湿った場所を好む。
3. 生態や行動
両方とも夜行性で湿気を好むけれど、ナメクジのほうが動きが早いことがある。
また、ナメクジのほうが一般的には葉っぱや果物をかじる害虫として知られていることも多い。
4. 餌
両者とも植物を主食にしているけど、カタツムリは土壌中のカルシウムを多く必要とするため、食べ物や生息地が少し異なることがあります。
カタツムリとナメクジの共通点
カタツムリとナメクジはどちらも軟体動物の一種で、巻貝の仲間に分類されます。両方とも湿気を好み、殻の有無に関係なく、粘液を分泌して移動します。この粘液は彼らを乾燥から守る役割も果たしています
触角の機能も共通
共通して存在している大きな触角は目としての役割を果たしていて、物の形や動きを感じ取るのに使われます。小さな触角は「鼻」や「舌」と同じ役割で、匂いや味を確認するためのセンサーになっています。両方合わせて、周囲をしっかり探るのに使われていて、特に湿った環境で効果を発揮するみたいです
以上カタツムリとナメクジは似ていますが、調べてみると、色々な相違点があることが分かりました、次に見かけたらじっくり観察してみて下さい。