シロアリ点検は、店舗の寿命を保つために重要な要素です
以下にシロアリ点検についての詳細を説明します。
シロアリ点検の必要性、三つの点
①家への被害が少ないうちに駆除できる | シロアリは木材を食べて被害を与えます。早期発見で駆除すれば被害を最小限に抑えられます |
②点検することによってシロアリの発生を確認できる | 点検でシロアリの有無を確認し、必要なら駆除や予防を行います。 |
③床下の腐りやカビが発見できる: | シロアリ点検は床下も含めて行われるため、床下の腐りやカビもチェックできます。店舗の状態チェックも出来ます |
シロアリ点検のタイミング
シロアリ点検はどんなタイミングで行えますか?年に1回行うことがおすすめです。
シロアリの点検は自分でも出来ますか?シロアリ点検は専門業者に依頼することをおすすめします。自分で点検するのは難易度が高いため、安全面や効果を考慮して専門家に任せましょう。
シロアリ被害の兆候がある場合や、築5年以上で点検をしたことがない場合は早めに点検を行うことをおすすめします。シロアリ点検は、大切な住まいやお店を守るために必要な措置です
店舗におけるシロアリの駆除と予防について、
以下の方法をご紹介します。シロアリは建物に被害を与える可能性があるため、特に飲食店など衛生面での徹底管理が求められる場所では、対策が喫緊の課題です。
店舗におけるシロアリ駆除の方法
一般家庭とは異なり、店舗では薬剤散布が難しい場合があります。そのため、多くの場合「ベイト工法」が用いられます。以下がベイト工法の手順です:
シロアリの生息域を調査: シロアリの生息域を特定し、数か所に薬剤入りのえさを入れたベイト容器を設置します。
ベイト容器の確認: 2週間から3週間程度でベイト容器を確認します。えさの喫食状況やシロアリ本体の動きを観察します。
餌の追加と様子の観察: シロアリの死滅もしくはえさが減らなくなったことを確認するまで、えさを追加し様子を見ます。
ベイト容器の撤去と再侵入防止工事: シロアリの死滅を確認したらベイト容器を撤去し、再侵入を防ぐ工事を行います。このプロセスは2~3ヵ月かかります。
ベイト工法は、シロアリ自身が巣まで薬剤を持ち帰ってくれる効果的な駆除方法です。ダスキンではベイト工法のサービスがあります。
ダスキンのベイト工法は、従来のバリア工法の液剤散布に比べて、薬剤のニオイがしない、家の中にホコリが舞わない、必要な薬剤量が非常に少ない、特殊な構造の建物にも対応できる、人体、ペットなどに対して安全、確実に駆除ができるなどのメリットがあります。
ステーション設置料+管理料 (建物外周1mあたり) | 4,092円(税抜3,720円) |
*ステーション本体は契約期間中のみ使用できるレンタル器材です。建物内部にシロアリの生息が確認された場合、別途追加料金が必要となる場合があります。建物外周のコンクリート部分にステーションを設置する場合、穴あけ費用1ヵ所2,200円(税抜2,000円)が別途必要です。ステンキャップ(滑り止め付)を使用する場合、料金が別途必要です。特に活動が活発な季節(4月から10月)に施工すると効果的です。
日頃から実践できる、シロアリの予防方法
シロアリは木だけでなく、紙類や段ボール、発泡スチロールなども食害します。店舗で注意すべき点は以下の通りです:
紙類や段ボール: 店舗内で使用される紙や段ボールにはシロアリにとっての栄養分が豊富に含まれているため、注意が必要です。特に倉庫などに溜め込まれることがありますので、外へ保管するのは避けましょう。発泡スチロール: この素材もシロアリが食べる可能性があります。外に放置されることが多いため、注意が必要です。畳: 和風テイストの飲食店などでは畳もシロアリの大好物です。定期的な点検を行いましょう。お店の信用や評判を守るため、シロアリの予防と対策を徹底して行いましょう。