水路、川で、繫殖しているメダカに似ているカダヤシとは?

カダヤシは、メダカに似ている魚で、蚊の幼虫を捕食することから「蚊絶やし」とも呼ばれています。この魚は外来種です、日本に持ち込まれたもので、水質汚染や環境破壊などが原因で野生のメダカが減少している一因とされています。カダヤシはアメリカ原産で、日本では東北から沖縄まで分布しています。特にメダカと競合しているため、問題視されています。

カダヤシは主に水路や湖、池、用水路などの静水域に生息しています。

カダヤシとメダカの違い

カダヤシ

メダカ

外見と識別:カダヤシはメダカに似ていますが、尻びれの形で区別できます。

メダカの尻びれは体に沿うようについており、長方形の形をしていますが、カダヤシの尻びれは小さく、雄の尻びれは尖っていて、雌の尻びれは丸みを帯びています。

食性:カダヤシは蚊の幼虫を捕食することから「蚊絶やし」とも呼ばれています。

蚊の幼虫を食べることで、蚊の増加を抑えている役割を果たしています。

問題点:カダヤシは野生のメダカと競合しているため、問題視されています。

メダカの減少に影響を与えている可能性があります。

カダヤシは、日本の水辺環境において注意が必要な存在です。

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