家屋に深刻な被害をもたらすイエシロアリをご存じですか

イエシロアリ(家白蟻)は、日本の住宅に深刻な被害をもたらす代表的なシロアリの一種です。ヤマトシロアリと並ぶ主要種ですが、活動性や加害範囲の広さから、より危険視されています。

 

イエシロアリの生息地域と分布

主に千葉県以西の温暖な地域に分布

沿岸部や西日本に多く、温暖化の影響で生息域が拡大中

イエシロアリの特徴と生態

体色:羽アリは茶褐色、兵隊アリは頭部が卵型で褐色

サイズ:働きアリは約5mm、羽アリは約14mm、女王アリは最大40mmにも達する

社会性昆虫:女王・王・働きアリ・兵隊アリなど階級ごとに役割分担

水を運ぶ能力が高く、乾燥した木材も湿らせて加害可能

イエシロアリの巣の特徴と被害

本巣と分巣を形成し、巣の規模は最大100万匹に達することも

地中や建物内部に巣を作り、建物全体に被害が広がる傾向あり

加害速度が非常に速く、短期間で柱数本分の木材を食い尽くすことも

イエシロアリの駆除方法

本巣の特定と破壊が重要(分巣だけでは不十分)

ベイト工法(毒餌)が有効 シロアリが薬剤を巣に持ち帰ることで根絶を狙う

駆除は専門業者への依頼が推奨されます。イエシロアリは、見た目以上に厄介な存在。もし羽アリを見かけたら、早めの対策が肝心です。

ヤマトシロアリとの違いは何ですか?

イエシロアリとヤマトシロアリの違いは、見た目・生態・被害の広がり方など、さまざまな点で異なります。以下にわかりやすくまとめました。

特徴 イエシロアリヤマトシロアリ
羽の色  乳白色〜淡黄色   黒っぽい
体色 黄褐色 黒褐色
頭の形  卵型円筒形
サイズ 約7〜9mm 約4〜7mm

活動時期・時間帯

項目イエシロアリ      ヤマトシロアリ
活動時期  5月〜7月    5月〜7月  
活動時間帯   夕方〜夜  午前〜日中(雨上がり)

      

巣の特徴と被害範囲

イエシロアリの特徴 

地中に巨大な本巣を作る(直径1m以上、100万匹規模)

分巣を複数形成し、建物全体に被害が広がる

水を運ぶ能力があり、乾いた木材も加害可能

ヤマトシロアリの特徴

加害箇所そのものを巣として利用(特別な巣を作らない)

被害は局所的(床下や浴室など湿った場所が中心)

水を運ぶ能力がないため、湿った木材を好む

性格と行動

イエシロアリ:攻撃的で、外敵に対して噛みつくなどの防衛行動をとる

ヤマトシロアリ:臆病で、外敵に対しては逃げる傾向がある

どちらも住宅に深刻な被害をもたらしますが、イエシロアリの方が被害のスピードと範囲が圧倒的です。もし羽アリを見かけたら、活動時期や色で見分けるのがポイントです。

シロアリの点検、対策、駆除はダスキンに

シロアリ駆除バリア工法

もし対策が必要な場合はプロにお任せください、シロアリの点検、対策、駆除はダスキンに 、経験を積んだダスキンのスタッフがお家に伺い、点検と対策、駆除をさせていただきます。料金表は以下に

1m²あたり2,475円(税抜2,250円)
※ただし1階床面積が50m²(約15坪)までの場合は一律123,750円(税抜112,500円)
料金例1階床面積60m²(約18坪)148,500円(税抜135,000円)

※料金は標準的な金額です。作業内容や状況およびサービス日時によって料金は変動する場合がありますので、事前にお見積りをさせていただきます。

イエシロアリはシロアリの習性を利用したベイト工法が有効です

ベイト工法はイエシロアリの土の中を移動して好みの木を餌とするシロアリの習性を利用して、好んで食べる餌休ベイト剤を専用容器に入れて家の周りの地面に埋設します。そしてベイト剤を巣に持ち帰らせてシロアリの巣を丸ごと退治する工法です。

ベイト工法のメリットは安全な駆除

ダスキンのベイト工法は、従来のバリア工法の液剤散布に比べて、薬剤のニオイがしない、家の中にホコリが舞わない、必要な薬剤量が非常に少ない、特殊な構造の建物にも対応できる、人体、ペットなどに対して安全、確実に駆除ができるなどのメリットがあります。

ステーション設置料+管理料 (建物外周1mあたり)4,092円(税抜3,720円)

*ステーション本体は契約期間中のみ使用できるレンタル器材です。建物内部にシロアリの生息が確認された場合、別途追加料金が必要となる場合があります。建物外周のコンクリート部分にステーションを設置する場合、穴あけ費用1ヵ所2,200円(税抜2,000円)が別途必要です。ステンキャップ(滑り止め付)を使用する場合、料金が別途必要です。

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