ツツガムシとは?

ツツガムシは、ダニの一種で、ツツガムシ科に属するダニの総称です。日本では約100種類が報告されています。ツツガムシに刺されることで感染する病気が「ツツガムシ病」です。ツツガムシは非常に小さく、体長は1mm以下です。

ツツガムシの生息箇所は?

ツツガムシは、主に山林や河川敷、草むらなどに生息しています。日本全国に広く分布しており、特に東北地方や北陸地方、九州地方などで見られます。ツツガムシは土の中で生活し、幼虫の時期に動物に寄生ツツガムシの幼虫は、ネズミなどの動物に寄生し、皮膚にくちばしを突き刺して体組織を吸収します。幼虫の時期だけ動物に寄生し、成虫になると土の中で生活します。

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ツツガムシに刺されるとどんな症状に?

ツツガムシに刺されると、ツツガムシ病という感染症を引き起こすことがあります。ツツガムシ病は、リケッチアという病原菌が原因で、主な症状には高熱、発疹、倦怠感、頭痛、目の充血、リンパ節の腫れなどがあります。重症になると、肝機能不全や多臓器不全を引き起こすこともあります。

ツツガムシの対策方法

感染を防ぐためには、山や森に入る際に長袖長ズボンを着用し、ダニに刺されないようにすることが重要です。もし感染が疑われる場合は、早めに医療機関を受診してください。

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